イエス・キリストの教えと生き方、そして復活を信じる。これこそがカトリック教会の教えの根 源です。これはミサの中で唱えられる「使徒信条」にあらわさせています。
そのイエスの教えと生き方、復活が記されいる物が新約聖書です。新約聖書はイエスとの出会い、 この方を「キリスト(救い主)と信じた弟子たちや人々の喜びを記した、いわば信仰の証言葉のこ とで、人類の偉大な遺産として、いつの時代でも人々に生きる光と 力を与え続けて来ました。イ エス・キリストは、弟子の中から12人を選び「使徒」としました。そしてペトロに使徒の頭とし て特別な使命を委ねました。使徒たちは各地に宣教し、キリストを信じる者たちの共同体、すな わち教会をつくり、自分たちの後継者を定めました。ペトロはローマに行き、教会をつくりまし たこのペトロの後継者がローマ司教、すなわちローマ教皇です。そして使徒たちの後継者が世界 中で働いているのが司教なのです。この保土ケ谷カトリック教会も、その共同体のひとつなのです。