駐車場委員会よりのお知らせとお願い

聖堂前の駐車場が満杯になることが増えてきました。

奥の方から詰めて駐車していただけますようお願いいたします。

また、

自動車で来場される方には、車の登録用紙をお配りするようにいたしますので、ご記入の上、駐車場委員会宛にご提出のほどよろしくお願いいたします。

なお、早めの出庫を希望される方は、必ずしもご希望通りにはならない事態も予想されますので、近隣のコインパーキング等の利用をお勧めいたします。

教会前の公道に駐車いたしますと、向かい側の一般のご家庭からの車の出入りに支障を来たし、やむを得ず警察に通報する事態となります。ご注意くださいますよう。

駐車場委員会としては、叡智を集め、多くの方が来場され、ミサに与ることができるよう工夫をいたします。今後とも皆様のご協力をお願いいたします。準備が整いましたら有志による駐車整理係のご奉仕も再開したいと検討しております。

近年、高齢者の操作ミスによる事故が増えていますので、該当する方、心当たりのある方は、くれぐれも安全対策にご留意くださいますようお願いいたします。   駐車場委員会

恵みに満ちた方

8 月 15 日の聖母被昇天の祝日は全世界でお祝いをします。
日頃マリア様を大切にしている皆さんは、神の母聖マリアにどのような思いを抱いていますでしょうか。

聖母被昇天とはマリアの特権ではなく、第一人者、さきがけとしてキリスト者全体の繋がりを意味しており、無原罪ということ、それは罪が無いということよりも、恵みに満たされた方であるとの意味合いが込められていること、罪とは神から離れている状態のことであり、その逆であるマリアは恵みに満ち溢れていることを心に留めておきましょう。

カトリック教会のカテキズムでは、罪の無いキリストが生まれるためには、罪の無いマリアから生まれる必要があると説明しています(492 番)。また、聖イレネオは「マリアは従順によって、エバの不従順のもつれが解かれ、エバの不信仰によって縛ったものを、マリアが信仰によって解かれます。マリアとエバは対比され、生ける者の母と呼ばれ、エバによって死が、マリアによっていのちがもたらされた」と語っています。

使徒的勧告『福音の喜び』の中で教皇フランシスコは「粗末な布とあふれるほどの優しさをもって、動物の岩屋をイエスの家へと変えることができるかたです。賛美のうちに喜びに打ち震える、御父のはしためです。わたしたちの生活に葡萄酒が足りなくなることのないよう、つねに気を配る友です。心を剣で刺し貫かれたかた、あらゆる苦しみを理解されるかた」(286 番)であると、マリアをたたえています。

神学院では叙階が近づくと「マリア論」の講義を受けます。カトリックにおけるマリアの教えとしては、第二バチカン公会議教会憲章のマリアに関する第 8 章「キリストと教会の神秘の中の神の母、聖なる処女(おとめ)マリアについて」を理解することに尽きますが、マリア論の講師であった幸田司教様は、最後の講義の中で「『マリアは私たちと一番近いところで祈ってくれている。天に昇って、神と一番近いところで祈ってくれている』ということをこれからの信仰生活の中で大切にしてください。」と強調されました。いつも神への取り次ぎを願うマリアへの感謝の気持ちを忘れないでいたいものです。

恵みに満ちた方

小教区管理者 アウグスティヌス 水上健次神父

ステラマリスオンライン全国研修会のお知らせ 【終了】

ステラマリスって何?

~私たちの生活を支えている船員たちを支えよう~

2022.7.18(月・祝)13:00〜17:00 オンライン(Zoom) 参加費:無料

参加申し込みフォーム https://bit.ly/3xVk6me 申し込み締切: 2022 年 7 月 14 日(木)

プログラム(予定) ※変更の場合もあります
13:00 開始
13:15 ステラマリスの祈り
13:20 船員司牧についての神学的、聖書的な背景
13:50 休憩
14:00 船をめぐる現状を知る
1)船の種類について
2)船員たちの船の上での仕事や生活について
15:00 休憩
15:10 私たちの日常を支える物流が滞らないように
15:40 さまざまな船員司牧活動について
1)船員さんに帽子を送る会の映像紹介
2)船員たちの感想など
16:00 グループ分け、休憩
16:10 わかちあいの時間(ブレイクアウトセッション)
16:45 山野内倫昭司教のお話 まとめ 祝福
17:00 終了

私たちが生活するうえで欠かせない日用品の99%、日本の輸出入全体の 99.7%が港を
経由しています。私たちの生活を支える船には、多くの人々が関わり、働いています。そこには、過酷な労働環境の中で働く船員の姿があります。長期間の航海での狭い生活空間、短い停泊の中での荷の積み降ろしという重労働を強いられ、特に新型コロナウイルス危機下でこれまでにない厳しい状況に置かれています。2020 年に 100 周年を迎えた「船員司牧=ステラマリス」は、教皇庁総合人間開発省の下にあり、世界を結ぶ教会内外のネットワークを通して、世界各国を移動する船員たちの福利厚生、医療、霊的ケア、祖国に残された家族の支援のためにも奉仕しています。日本では1980 年代から全国各地で船員司牧が始まりました。船員司牧は、港の近くの教会だけでなく、海のない県の教会でも行われています。船員司牧に様々なかたちで、すでに関わっている方も、関心ある方も、お声かけいただき、ふるってご参加ください。

主催:日本カトリック難民移住移動者委員会
TEL: 03-5632-4441 E-mail: jcarm@cbcj.catholic.jp  https://www.jcarm.com

2022年7月3日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : 保土ケ谷カトリック教会HP管理者

2022年 船員の日メッセージ 日本カトリック難民移住移動者委員会 委員長 山野内 倫昭司教

カトリック中央協議会HP:https://www.cbcj.catholic.jp/2022/06/02/24701/ からの引用です。

 

教皇庁人間開発のための部署は、7月の第2日曜日を「船員の日」と定め、世界中の司牧者、信徒に船員たちのために祈るよう呼びかけています。日本カトリック難民移住移動者委員会も、船員たちとその家族のために祈るよう皆様に呼びかけます。

「私たちはみな同じ船に乗っている」1

船は歴史を旅する教会のシンボル

私は九州の大分県にある佐伯の港町で生まれ、8歳までそこで育てられました。佐伯港には造船所のドックがありました。しかし、港から3キロほど離れたところに住んでいたので、大きな船を見たことはありませんでした。1964年の4月末に、アルゼンチンに移住するために「ブラジル丸」に乗った時、初めて船を知ることができました。乗客が船に乗り込むと、別れのテープが投げられました。私は1時間くらい泣き続けました。船が岸壁を離れるにつれ、港と繋がっていたテープが水に落ちて見えなくなりました。数百人の見知らぬ人たちとの船上での生活が始まりました。船が沖に出た時、私は吐き気とめまいを感じましたが、まもなく慣れました。父は港に着いた時だけ船酔いから解放されました。ロサンゼルスを出た後、パナマ運河を通り、周囲のジャングルを通過して大西洋に入りました。そのとき、200メートル級の船が強い波にもまれて大きく揺れ始めたので、船で長年働いている船員が太平洋との違いについて話してくれました。自分にとっては海は同じように大きく波立っていただけで、違いはあまり感じられませんでした。船旅が続く中で、私は両親と兄弟たちと一緒でした。しかし、船員たちは、そうではありません。彼らの家族は遠い日本にいました。自分たちの子どもに会えるのはまだ数ヶ月も先のことだ、と話してくれました。その頃は、神戸港から出た船がブエノスアイレスの港に着くまで約70日かかりました。どれほどの人がその船で働いていたでしょう。数ヶ月間に及ぶ船上での労働です。その当時、インターネットや携帯電話はありませんでした。船で働いている人たちはよく手紙を書いて、港に着いた時に郵便で送っていました。多分、日本に残っている家族や両親のためでしょう。このように、船での仕事は大きな犠牲を伴うものでした。港に着くと、停泊しているさまざまな国の、たくさんの船を見たことが印象に残っています。その多くはとても大きな貨物船でした。

大西洋と太平洋、両方の大洋を通過しましたが、嵐には遭いませんでした。もちろん、雨の日はありましたが。しかし、ある船員が、海が荒れた日には外にある鉄のドアが強い風と波で壊れたことがあると話してくれました。「荒れている海では、どんなに大きな船でも、水の中にある胡桃のようだ」と言っていた、あの船員の表現が深く印象に残っています。

1970年、アルゼンチンでサレジオ会の小神学校に入った時に印象深かったのは、聖ヨハネ・ボスコのいくつかの夢の話です。特に、教会のシンボルである船の夢です。敵から攻撃を受けた船の船長は教皇です。敵がこの船長を殺しても、すぐに次の船長が選ばれ、船は海にそびえる二つの柱に縛られ安定します。ご聖体の柱と聖母マリアの柱です。横浜教区の浜松教会司牧センターにある、この夢の綺麗なステンドグラスのことを思い出します。司教叙階のカードにそのステンドグラスを載せました。

ステラマリス(海の司牧チーム)の今年のメッセージのテーマとして、わたしは「船」を選びました。海と港で働く人たち、船員の家族と司牧的コンタクトを取り、経験を分かち合うためにです。

フランシスコ教皇様は、新型コロナウイルスのパンデミックが始まった2020年3月27日の夕方、祈りの集いを一人で司式なさいました。広大なサンピエトロ広場には誰一人いませんでした。教皇様は「私たちはみな同じ船に乗っている」と呼びかけました。人の健康が見えない敵に攻撃され、それが世界の隅々にまで広がっている、と。この集いには、教皇儀典室儀典長であったモングイド・マリーニ司教様もおられました。この方は、2019年の教皇来日に同行していたので、教皇ミサの時にいつもお見かけしました。侍者をした神学生たちからとても慕われていました。マリーニ司教様はサンピエトロ広場でのあの夕方、4世紀の教父、聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士のことばを引用しました。「手は歴史の舵に」。この表現を通して強調されたのは、「世界の命の本当のエンジンは祈る心」であるという点です。すなわち歴史の舵は、深い信仰を持ち、主に目を向ける大いなる謙遜を生きる人の手にあるということです。

この数ヶ月間、船で働く人たちは通常より厳しい状況に置かれています。船員たちは新型コロナウイルスのパンデミックによって家族に会うこともできません。また、日本のステラマリスのグループは、北海道から九州まで、自分たちが司牧活動を行っている港に入った船を訪問することを大きく制限されました。しかし、神様の導きによって船員との接触を継続し、その出会いから彼らの心からの声を集めています。その中で「船員のために祈りを捧げてほしい」との願いを特に預かっています。ステラマリス日本の集まりは、必ず海の星である聖母、ステラマリスへの祈りで始め、海で働く人々とその家族へのご保護を求めています。また、海の司牧の保護者である神の母聖マリアのご絵を飾るようにしています。

私たちの生活ではなかなか目にすることのない海上で、沢山の人の生活を支えるために命がけで働く船員や、その船員の帰りを家で待ち続ける家族たちのために、皆様もぜひ心をあわせて海の星である聖母に祈りを捧げてください。聖母マリアは必ず私たちの祈りに耳を傾けて取り次いでくださいます。

2022年7月10日

日本カトリック難民移住移動者委員会

委員長 山野内 倫昭

 

注 教皇フランシスコ 「なぜ怖がるのか 特別な祈りの式におけるウルビ・エト・オルビのメッセージ(2020年3月27日、サンピエトロ大聖堂前にて)」( 『パンデミック後の選択』(カトリック中央協議会事務局訳、2020年7月カトリック中央協議会発行 所収)

2022年6月12日 | カテゴリー : | 投稿者 : 保土ケ谷カトリック教会HP管理者

小教区管理者からのご挨拶 〜ようこそ保土ヶ谷教会へ〜

司祭の水上健次(みずかみけんじ)です。2022年4月18日付けで保土ヶ谷カトリック教会の小教区管理者として着任しました。保土ヶ谷の高台にあるこの教会は、季節の花が咲き、子供や大人が憩う広い公園が近隣にある、とても環境の良い場所に建っています。保土ヶ谷教会で毎週皆様と共にミサを捧げられることを何よりも嬉しく思います。どうぞお気軽にお声をかけてください。よろしくお願い致します。

成人洗礼の私は、カトリック教会とは大人になってからの付き合いです。教会に来る時期は人それぞれでしょう。早い遅いといったことを気にすることは有りません。教会とは神によって呼び集められた人たちの集まりのことです。神の名のもとに集まったところに、神はおられます。それが教会です。わたしたちは神に呼び集められているのですから、皆等しく神の子です。教会では社会で使われている貧富の差による上下関係や、社会的地位を表す肩書きなどは意味を成しません。皆が対等なのです。ここに集う私たちは、神の良い知らせを告げ知らせるために集っているのです。

人生の中で、神に出会った人は幸せです。そしてその幸せをまだキリストに出会っていない人に伝えていくのが私たちの宣教です。キリスト教は、弱い人、社会から小さく扱われている人たちのために開かれています。自分の幸せを求めるだけではなく、困っている人、社会的に弱い人、病に伏せっている人たちのために祈る宗教なのです。

この保土ヶ谷カトリック教会がそのような主イエス・キリストのみ心にかなう教会であることを、どうぞ来て、見て、感じてください。ようこそ保土ヶ谷カトリック教会へ。

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」(マタイ11.28)

ミサとは

キリストが復活したのが日曜日だったので、初代教会では、信者たちは日曜日を「主日」とし、キリスト が「最後の晩餐」で定めた、彼の死と復活を記念する式に集まっていました。これがカトリック教会のミ サの起源です。 現在のミサは、起源を尊重しつつも、恵みをいただくだけでなく、参加する皆が一緒に捧げるミサとなっ ています。

開祭 開祭の挨拶と罪の許しを願います。
み言葉の典礼 聖書朗読を聴き、神様の言葉をあじわいます。
感謝の典礼 「最後の晩餐」にならった祈りを捧げます。
交わりの儀 イエスに教えられた「主の祈り」を唱え、「平和の挨拶」の後に聖体拝領を行います。 洗礼を受けていない方は聖体拝領を受けることは出来ませんが、祝福を受けることは出来ます。
派遣 (閉祭) ミサで受けた恵みを普段の生活で活かせるように派遣されます。

また、ミサはクリスマス(イエスの誕生を祝うミサ)をはじめ、イースター(イエスの復活を祝うミサ)など大 きなお祝いを伴うミサもあります。 ミサはだれでも参加することが出来ます。 解らない事があれば、気軽に声をかけて下さい。

2022年5月29日 | カテゴリー : ご挨拶 | 投稿者 : 保土ケ谷カトリック教会HP管理者

カトリック教会とは

イエス・キリストの教えと生き方、そして復活を信じる。これこそがカトリック教会の教えの根 源です。これはミサの中で唱えられる「使徒信条」にあらわさせています。

そのイエスの教えと生き方、復活が記されいる物が新約聖書です。新約聖書はイエスとの出会い、 この方を「キリスト(救い主)と信じた弟子たちや人々の喜びを記した、いわば信仰の証言葉のこ とで、人類の偉大な遺産として、いつの時代でも人々に生きる光と 力を与え続けて来ました。イ エス・キリストは、弟子の中から12人を選び「使徒」としました。そしてペトロに使徒の頭とし て特別な使命を委ねました。使徒たちは各地に宣教し、キリストを信じる者たちの共同体、すな わち教会をつくり、自分たちの後継者を定めました。ペトロはローマに行き、教会をつくりまし たこのペトロの後継者がローマ司教、すなわちローマ教皇です。そして使徒たちの後継者が世界 中で働いているのが司教なのです。この保土ケ谷カトリック教会も、その共同体のひとつなのです。

2022年5月28日 | カテゴリー : ご挨拶 | 投稿者 : 保土ケ谷カトリック教会HP管理者

水上神父様 着任

復活祭おめでとうございます。

4月18日付にて、水上健次新司祭が、保土ヶ谷教会 小教区管理者として着任され、24日に保土ヶ谷教会で初ミサをたてられました。

よりよい共同体を目指すとともに、今後の水上神父様のご健康とご活躍を信徒一同お祈りいたします。

2022年4月25日 | カテゴリー : お知らせ, 未分類 | 投稿者 : 保土ケ谷カトリック教会HP管理者

シノドス 教皇の質問に対する回答送り先

先日、お手元に配布した冊子中に記載されている方法の中から<教会回収ボックス、郵送、HP、メール(記載のアドレスへ)> 選択して回答ください。  シノドス事務局

2022年3月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 保土ケ谷カトリック教会HP管理者