小教区管理者からのご挨拶 〜ようこそ保土ヶ谷教会へ〜

司祭の水上健次(みずかみけんじ)です。2022年4月18日付けで保土ヶ谷カトリック教会の小教区管理者として着任しました。保土ヶ谷の高台にあるこの教会は、季節の花が咲き、子供や大人が憩う広い公園が近隣にある、とても環境の良い場所に建っています。保土ヶ谷教会で毎週皆様と共にミサを捧げられることを何よりも嬉しく思います。どうぞお気軽にお声をかけてください。よろしくお願い致します。

成人洗礼の私は、カトリック教会とは大人になってからの付き合いです。教会に来る時期は人それぞれでしょう。早い遅いといったことを気にすることは有りません。教会とは神によって呼び集められた人たちの集まりのことです。神の名のもとに集まったところに、神はおられます。それが教会です。わたしたちは神に呼び集められているのですから、皆等しく神の子です。教会では社会で使われている貧富の差による上下関係や、社会的地位を表す肩書きなどは意味を成しません。皆が対等なのです。ここに集う私たちは、神の良い知らせを告げ知らせるために集っているのです。

人生の中で、神に出会った人は幸せです。そしてその幸せをまだキリストに出会っていない人に伝えていくのが私たちの宣教です。キリスト教は、弱い人、社会から小さく扱われている人たちのために開かれています。自分の幸せを求めるだけではなく、困っている人、社会的に弱い人、病に伏せっている人たちのために祈る宗教なのです。

この保土ヶ谷カトリック教会がそのような主イエス・キリストのみ心にかなう教会であることを、どうぞ来て、見て、感じてください。ようこそ保土ヶ谷カトリック教会へ。

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」(マタイ11.28)