【現代に生きる地域の教会】

昭和63年(1988年)7月、保土ヶ谷教会は50周年を迎え、半世紀にわたる先人達の労苦と神のご加護に感謝しました。50周年の記念事業として、聖母マリアの像が正面に建てられ、盛大に除幕されました。日本は経済大国となり、飽食の時代となりましたが、繁栄に取り残された人々、また繁栄ゆえに生じた歪み・苦しみに対して、保土ヶ谷教会の人々は関心を持ち続けました。従来の壮年会、婦人会および青年会などによる活動に加えて、専門的なボランティア活動を進める信徒たちは、各々固有のボランティアサークルを組織し、その数は10を数えるようになりました。これらのボランティアサークルの活動範囲は、身体障害者支援、薬物・アルコール依存症者支援、国際教育支援、老人給食支援、母子家庭支援など多岐にわたり、それぞれ大きな実績をあげるに至りました。このようにますます発展する信徒の諸活動の場として、信徒会館の建設が計画され、平成7年にホールや会議室を持つ多目的会館が完成し、現在に至るまでフル稼働の状況が続いています。

 

2020年3月3日 | カテゴリー : 沿革 | 投稿者 : 保土ケ谷カトリック教会HP管理者